HOME
月刊誌
増刊号
領域別
症候群
単行本
注文
バック
ナンバー
検索

2013年 増刊号

脂質異常症
─基礎・臨床研究の最新知見

 

標題

トップオーサー

頁数

  序 文 寺本 民生 1
I. 総論    
1. 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012改訂の背景とその骨子 木下  誠 9
2. 我が国における動脈硬化性疾患の疫学 藤吉  朗 17
3. 脂質異常症による粥状硬化発症進展機序 石田 達郎 21
4. 動脈硬化性疾患の絶対リスクの評価と脂質管理目標 岡村 智教 29
5. 動脈硬化予防における多面的アプローチ 南   学 36
II. 脂質・リポ蛋白代謝    
1. 脂質の種類と生体内存在様式 松島 照彦 43
2. リポ蛋白の構造と機能 蔵野  信 48
3. アポリポ蛋白の最近の知見 多田 紀夫 54
4. リポ蛋白代謝    
(1) リポ蛋白代謝にかかわる酵素、脂質転送蛋白および転写因子 滝口 俊一 63
(2) リポ蛋白代謝にかかわる核内受容体およびリポ蛋白受容体 大ア 芳典 70
5. 腸管におけるコレステロール吸収の分子メカニズム 林   洋 75
6. コレステロール逆転送の分子機構 横山 信治 79
III. 脂質異常症における動脈硬化発症・進展への分子メカニズム    
1. 血管内皮細胞の機能とその異常 佐藤 靖史 89
2. LDLレセプターの機能異常 武城 英明 93
3. アディポサイトカイン産生異常 船橋  徹 99
4. 酸化ストレス、炎症の関与 杉山 正悟 107
5. インスリン抵抗性 赤坂  憲 112
6. マクロファージ泡沫化 関谷 元博 117
IV. 脂質異常症の臨床    
1. 脂質異常症の概念と診断基準 枇榔 貞利 125
2. 脂質異常症の疫学と大規模臨床試験    
(1) 我が国における脂質異常症の疫学 杉山 大典 131
(2) 脂質異常症と動脈硬化に関する大規模臨床試験    
1) 一次予防に関するエビデンス 江草 玄士 135
2) 二次予防に関するエビデンス 福島 理文 141
3) 日本人を対象としたエビデンス 小島  淳 146
3. 原発性脂質異常症の病因・病態・診断・治療      
(1) 原発性カイロミクロン血症    
1) 家族性リポ蛋白リパーゼ(LPL)欠損症 後藤田貴也 151
2) アポリポ蛋白C-II欠損症 小林 淳二 156
3) 原発性X型高脂血症 吉田  博 160
4) その他原因不明の高カイロミクロン血症 永山 大二 166
(2) 原発性高コレステロール血症    
1) 家族性高コレステロール血症(FH) 馬渕  宏 170
2) 家族性欠陥アポリポ蛋白B血症(FDB) 原  眞純 188
3) 家族性複合型高脂血症(FCHL) 高野信太郎 193
4) 特発性高コレステロール血症 荒井 秀典 198
5) PCSK9遺伝子変異による高コレステロール血症(ADH) 斯波真理子 203
6) 常染色体劣性遺伝性高コレステロール血症 斯波真理子 207
(3) 内因性高トリグリセライド血症    
1) 家族性W型脂質異常症 山田 穂高 213
2) 特発性高トリグリセライド血症 安田 知行 217
(4) 家族性III型高脂血症 山下 静也 222
(5) 原発性高HDLコレステロール血症    
1) 家族性肝性リパーゼ欠損症 護山 健悟 230
2) コレステリルエステル転送蛋白(CETP)欠損症 薬師寺恵美 234
(6) 原発性低LDLコレステロール血症     
1) アポリポ蛋白B異常症 野原  淳 238
2) 無βリポ蛋白血症(ミクロソームトリグリセライド転送蛋白欠損症) 大橋  健 246
3) 家族性低βリポ蛋白血症 大橋  健 251
4) アンダーソン病(Anderson disease/カイロミクロン停滞(蓄積)症) 岡田 知雄 256
(7) 原発性低HDLコレステロール血症    
1) アポリポ蛋白A-I欠損症・異常症 護山 健悟 261
2) 家族性HDL欠損症/Tangier病 松永  彰 267
3) 家族性LCAT欠損症 黒田 正幸 275
4) 魚眼症 蔵野  信 280
4. 続発性脂質異常症の病因・病態・診断・治療    
(1) 続発性高コレステロール血症 大須賀淳一 284
(2) 続発性高トリグリセライド血症 衛藤 雅昭 289
(3) 続発性低脂血症 鈴木 浩明 295
5. 食後高脂血症の病態と臨床的重要性 後藤 耕作 299
6. その他の脂質異常症    
(1) 高Lp(a)血症 島尻 佳典 304
(2) シトステロール血症 浅見  直 308
V. 脂質異常症に起因もしくは脂質異常症を合併する関連疾患の管理・治療戦略    
1. 糖尿病 江草 玄士 317
2. 高血圧 島本 和明 322
3. 冠動脈疾患 横井 宏佳 328
4. 脳血管障害 杉浦 智仁 334
5. メタボリックシンドローム 藤島 裕也 338
6. 肥   満 山口  崇 343
7. 高尿酸血症・痛風 藤森  新 349
8. 慢性腎臓病 庄司 哲雄 354
9. 慢性肝疾患(NAFLD/NASH, PBC) 兵庫 秀幸 361
10. 急性膵炎 岡島 史宜 366
11. 甲状腺機能低下症 綾織 誠人 370
12. 認知症 櫻井 博文 375
VI. 脂質異常症・動脈硬化の検査・診断    
1. 身体所見(黄色腫など) 山下 静也 381
2. 脂質関連マーカー測定とその臨床的意義     
(1) リポ蛋白分画精密測定 上硲 俊法 390
(2) 総コレステロール、遊離コレステロール、エステル型コレステロール、中性脂肪 林  俊行 395
(3) LDLコレステロール、HDLコレステロール、non HDLコレステロール 平山  哲 400
(4) リン脂質,遊離脂肪酸,βリポ蛋白 柳内 秀勝 405
(5) アポ蛋白A、B、C、Eおよびアポ蛋白Eフェノタイプ 原  眞純 412
(6) RLP-コレステロール、酸化LDL, small dense LDL,過酸化脂質、リポ蛋白(a) 平野  勉 417
(7) リポ蛋白リパーゼ(LPL),肝性リパーゼ(HL) 村野 武義 423
(8) LCAT(lecithin-cholesterol acyltransferase),CETP(cholesteryl ester transfer protein) 原  眞純 430
(9) リポ蛋白関連ホスホリパーゼA2 稲津 明広 435
3. LDLコレステロール直接法の現在の課題 三井田 孝 439
4. 動脈硬化バイオマーカー測定とその臨床的意義    
(1) CRP, SAA, ペントラキシン3 石川 哲憲 444
(2) ミエロペルオキシダーゼ 石井 潤一 450
(3) 可溶性LR11、可溶性LOX-1 田代  淳 455
(4) MMP,TNF-α,IL-6 伊澤  淳 460
5. 画像診断による動脈硬化度評価法    
(1) 血管機能検査 (FMD,AI,中心血圧、PWV,ABI) 山科  章 465
(2) 動脈硬化プラークイメージング (エコー, CT, MRI, PET) 田原 宣広 473
(3) 動脈硬化の画像診断と病理所見との比較 羽尾 裕之 486
6. 脂質異常症診療における携帯型小型迅速生化学検査装置(POCT)の有用性 吉田 雅幸 491
VII. 脂質異常症・動脈硬化症の治療    
1. ライフスタイルの改善    
(1) 病型を考慮した食事療法 丸山千寿子 497
(2) 運動療法    
1) 運動による脂質低下機序 木庭 新治 501
2) 運動療法の実施とその効果 道下 竜馬 506
3) NEAT(非運動性活動熱産生)の意義 緒形ひとみ 512
(3) 脂質異常症における禁煙療法 中村 正和 516
2. 新ガイドラインに基づく薬物治療の開始基準と治療目標値 横出 正之 522
3. 薬物治療の選択基準および使用上の留意点    
(1) スタチン系薬 大村 寛敏 526
(2) 陰イオン交換樹脂 中谷 矩章 531
(3) コレステロール吸収抑制薬 山川  正 536
(4) プロブコール 山下 静也 540
(5) フィブラート系薬 井上 郁夫 553
(6) EPA製剤 仲村 優子 572
(7) ナイアシン 石井 秀人 576
(8) その他脂質異常改善薬    
1) インクレチン関連薬 安藤 恭代 580
2) ARB 大山 善昭 585
3) チアゾリジン薬 登坂 祐佳 590
4) ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬 名越 智古 594
5) 抗血栓薬 後藤 信哉 598
(9) 分子標的薬    
1) PCSK9阻害薬 山本 剛史 603
2) CETP阻害薬 野田 慶太 608
3) 合成 HDL とアポ A-I ミメティックペプチド 上原 吉就 613
4. 多剤併用脂質低下療法 塚本 和久 620
5. HDLコレステロール上昇療法    
(1) 生活習慣の改善 木庭 新治 626
(2) HDL選択的脱脂質化法 今泉  聡 631
6. 虚血性心疾患に対する拍動下冠動脈バイパス術―周術期脳梗塞の完全回避を目指して― 樋上 哲哉 635
7. LDLアフェレーシス 田辺  寛 639
8. 遺伝子治療 森下 竜一 646
9. 再生治療の現状と課題 清水 優樹 657
VIII. 特論    
1. 心血管リスク予測因子としてのnon HDLコレステロールの有用性 佐々木 淳 665
2. 動脈硬化性プラークの形成・破綻メカニズム 的場 哲哉 669
3. LDL受容体発現調節因子(SREBP)の役割 酒井 寿郎 674
4. コーヒー摂取による抗動脈硬化作用 近藤 春美 684
5. 活性型ビタミンD3の抗動脈硬化作用 山下 智也 689
6. カルシウム拮抗薬の抗動脈硬化作用 石井 規夫 693
7. 動脈硬化調節因子としての性ホルモン 秋下 雅弘 698
8. 新規脂質異常症改善薬オメガ-3脂肪酸エチル(ロトリガ、EPA・DHA製剤) 龍野 一郎 703
IX. 今後の展望    
1. 動脈硬化発症機序の更なる解明 荒井 秀典 711
2. 動脈硬化予防における脂質異常症とメタボリックシンドロームの位置づけと治療戦略 松澤 佑次 718
3. 脂質異常症治療の今後の展望 齋藤  康 722


ご注文 HOME