日本臨牀81巻増刊号1(通巻1227号) |
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最新の骨粗鬆症学(第2版) |
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ー骨粗鬆症の最新知見ー |
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序 ー
骨代謝異常症に挑むー |
田中 良哉 1 |
T.概 論 |
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1.骨粗鬆症の疫学と予後 |
玉置 淳子 11 |
2.骨粗鬆症の発症メカニズム |
大野久美子 17 |
3.臓器連関から見た骨粗鬆症の病態 |
井上 大輔 24 |
4.ロコモティブシンドロームと骨粗鬆症 |
中村 耕三 30 |
5.骨粗鬆症の予防と治療ガイドラインの概要 |
宗圓 聰 36 |
U.骨研究フロンティア |
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1.骨の構造と機能 |
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(1)骨の進化と発生 |
宇田川信之 45 |
(2)骨の組織と微細構造 |
長谷川智香 51 |
(3)骨粗鬆症における骨代謝回転 |
小野 岳人 58 |
(4)骨組織の動態機構とその制御 |
上中 麻希 64 |
(5)シングルセル解析による骨代謝制御機構の解明 |
塚崎 雅之 71 |
(6)骨代謝・リモデリングにおける多階層数理バイオメカニクス |
亀尾 佳貴 76 |
(7)骨構成細胞特異的遺伝子改変マウス |
今井 祐記 83 |
2.骨を構成する細胞の分化と機能 |
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(1)軟骨細胞 |
内部 健太 90 |
(2)骨芽細胞 |
西村 理行 95 |
(3)骨細胞 |
橋本 真奈 101 |
(4)破骨細胞 |
小林 泰浩 106 |
3.骨代謝を調節する微細環境 |
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(1)免疫系 |
塚崎 雅之 111 |
(2)骨代謝を調節する微細環境 血管系、神経系 |
飯村 忠浩 118 |
(3)内分泌系(カルシウム、リン調節を含む) |
伊東 伸朗 123 |
(4)サイトカイン |
波多 賢二 130 |
(5)成長因子 |
林 幹人 137 |
(6)RANKLとOPG |
高見 正道 143 |
(7)ガイダンス分子群による骨代謝制御 |
西出 真之 151 |
(8)細胞外基質 |
斎藤 充 157 |
V.骨粗鬆症の診断 |
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1.骨粗鬆症の臨床像 |
福本 誠二 169 |
2.骨粗鬆症検診の現状と問題点 |
中藤 真一 174 |
3.骨評価と画像診断 |
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(1)単純X線 |
尾正一郎 180 |
(2)CT, MRI |
青木 隆敏 191 |
(3)DXA法 |
曽根 照喜 198 |
(4)その他の骨評価法( QUSなど) |
山ア 薫 204 |
(5)CTによる骨微細構造と骨強度 |
伊東 昌子 208 |
(6)骨形態計測 |
田中 伸哉 212 |
4. 臨床検査法 |
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(1)骨吸収マーカー |
稲葉 雅章 218 |
(2)骨形成マーカー |
遠藤 逸朗 223 |
(3)骨代謝マーカー測定の課題と展望 |
三浦 雅一 229 |
5. 骨粗鬆症の診断、鑑別診断 |
遠藤 直人 235 |
W.骨粗鬆症の予防、治療、管理 |
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1.骨粗鬆症治療薬の開始基準 |
松本 俊夫 245 |
2.骨粗鬆症治療薬の維続と投薬管理 |
竹内 靖博 254 |
3.骨粗鬆症患者の指導 |
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(1)生活指導 |
田中 郁子 261 |
(2)運動療法 |
加藤木丈英 267 |
(3)理学療法、疼痛対策 |
橘田 勇紀 272 |
(4)食事・栄養指導、サプリメント |
麻見 直美 279 |
(5)骨粗鬆症の患者さんのQOL評価 |
遠藤 直人 288 |
4.薬物治療の実際 |
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(1)カルシウム製剤 |
副田 圭祐 294 |
(2)ビタミンK2製剤 |
東 浩太郎 298 |
(3)活性型ビタミンD製剤 |
田中 健一 303 |
(4)女性ホルモン製剤 |
倉林 工 309 |
(5)選択的エストロゲン受容体調整薬(SERM) |
寺内 公一 314 |
(6)ビスホスホネート製剤 |
竹内 靖博 319 |
(7)抗RANKL抗体製剤 |
田中 良哉 325 |
(8)抗スクレロスチン抗体製剤 |
松本 俊夫 334 |
(9)副甲状腺ホルモン1型受容体作動薬 |
井上 玲子 341 |
(10)カルシウム感知受容体拮抗薬 |
福本 誠二 348 |
5.骨粗鬆症治療薬の副作用対策 |
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(1)顎骨壊死・顎骨骨髄炎(薬剤関連顎骨壊死) |
中村 誠司 352 |
(2)上部消化管障害 |
中山 久徳 360 |
(3)低カルシウム血症 |
道上 敏美 364 |
(4)非定型大腿骨骨折 |
近藤 直樹 368 |
6.特定の背景を有する患者に対する治療介入 |
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(1)閉経前女性 |
寺内 公一 373 |
(2)小児 |
大薗 恵一 378 |
(3)超高齢者 |
東 浩太郎 385 |
7.骨粗鬆症治療薬の今後の展望 |
井上 大輔 392 |
X.骨粗鬆症に伴う骨折の予防・治療 |
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1.骨粗鬆症に伴う骨折の疫学 |
吉村 典子 399 |
2.骨粗鬆症に伴う大腿骨近位部骨折、椎体骨折の分類 |
湏藤 啓広 405 |
3.骨粗鬆症による骨折の危険因子とその評価 |
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(1)骨に関連した危険因子 |
酒井 昭典 412 |
(2)骨に関連しない危険因子(不動、生活習慣病、ビタミンD不足・欠乏) |
山内 美香 417 |
(3)骨折リスク評価ツール(FRAX)の臨床応用 |
藤原佐枝子 423 |
(4)転倒リスク評価と転倒予防 |
坂本 優子 429 |
(5)サルコペニアと骨粗鬆症、および骨粗鬆症に伴う骨折 |
竹村真里枝 432 |
(6)骨粗鬆症リエゾンサービスの普及 |
鈴木 敦詞 439 |
(7)運動器のバイオメカニクスと骨折 |
大森 豪 445 |
4.骨折の診察と診断 |
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(1)病態、症状、身体診察 |
星野 裕信 449 |
(2)画像診断 |
曽根 照喜 454 |
(3)骨粗鬆症性椎体骨折の保存的治療 |
宮本 健史 459 |
(4)骨折治癒の分子メカニズム |
江面 陽一 463 |
5.骨粗鬆症による骨折の治療 |
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(1)手術までの管理と治療 |
前田 和洋 468 |
(2)外科的治療、保存的治療の適応 |
本間 康弘 475 |
(3)大腿骨頸部骨折の術式選択 |
正田 悦朗 482 |
(4)大腿骨転子部骨折の術式選択 |
藤原 稔史 487 |
(5)椎体骨折に対する手術療法 |
安岡 宏樹 492 |
(6)橈骨遠位端骨折(手術療法) |
普天間朝上 498 |
(7)骨粗鬆症性骨折患者に対する手術治療及びその合併症 |
岡村 元佑 502 |
(8)周術期管理 |
齋藤 琢 509 |
(9)疼痛発生のメカニズムと管理 |
射場 浩介 513 |
6.二次性骨折予防のための理学療法 |
高野 義隆 518 |
Y.続発性骨粗鬆症の診断と治療 |
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1. 遺伝性骨粗鬆症 |
難波 範行 527 |
2.内分泌性骨粗鬆症 |
岡田 洋右 533 |
3.慢性腎臓病(CKD)患者と血液透析患者の骨粗鬆症 |
中川 洋佑 537 |
4.呼吸器疾患(COPD等)に伴う骨粗鬆症 |
石澤 耕太 544 |
5.糖尿病性骨粗鬆症 |
小川 純人 550 |
6.関節リウマチと骨粗鬆症 |
中山田真吾 555 |
7.移植後骨粗鬆症 |
松本 佳則 561 |
8.不動性骨粗鬆症 |
岩本 潤 565 |
9.グルココルチコイド誘発性(ステロイド性)骨粗鬆症 |
田中 良哉 571 |
10.抗悪性腫瘍薬に伴う骨粗鬆症 |
中村 信元 580 |
11.性ホルモン低下療法に伴う骨粗鬆症 |
伊東 伸朗 585 |
Z.骨粗鬆症の類縁疾患の診断と治療 |
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1.くる病・骨軟化症 |
窪田 拓生 593 |
2.骨パジェット病 |
高田信二郎 599 |
3.がんの骨転移とがん治療に伴う骨粗鬆症 |
高橋 俊二 603 |
4.多発性骨髄腫 |
原田 武志 609 |
5.骨粗鬆症・偽神経膠腫症候群 |
細井 孝之 616 |
6.進行性骨化性線維異形成症 |
片桐 岳信 621 |
[.特 論 |
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1.骨粗鬆症治療薬の費用対効果 |
田中 司朗 629 |
2.microRNAによる治療 |
藤井 雄太 636 |
3. iPS細胞からの軟骨細胞誘導法 |
妻木 範行 642 |
4. iPS細胞を活用した骨格系疾患の病態解析 |
戸口田淳也 649 |
5.骨髄間葉系細胞から骨芽細胞への分化 |
溝口 利英 655 |
6.間葉系幹細胞の移植による骨粗鬆症の骨再生医療 |
山形 薫 661 |
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以 上 |
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