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2015年 増刊号

リンパ腫学
─最新の研究動向─

 

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  序 文 谷脇 雅史 1
Ⅰ. 総 論    
1 病理診断の変遷と展望 中村 栄男 9
2 画像診断の変遷と展望--FDG-PET/CTを中心に-- 長町 茂樹 16
3 化学療法と分子標的療法の変遷と展望 鈴木 達也 22
4 放射線療法の変遷と展望 小口 正彦 28
5 造血幹細胞移植の変遷と展望 張  高明 35
II. リンパ腫の疫学と危険因子    
1 日本のリンパ腫疫学的動向と諸外国との比較 能島  舞 43
2 HTLV-1感染の疫学と病原性発現機構 菅田 謙治 49
3 リンパ腫の危険因子    
(1) ウイルス    
1) Epstein-Barr virusによるT、NK細胞腫瘍発症機構 新井 文子 55
2) HHV-8関連PEL,多中心性キャッスルマン病 (MCD)の病因メカニズム 峰 宗太郎 60
3) HCV感染によるB細胞リンパ腫発症機構 関  律子 65
4) HIV感染症合併リンパ腫発症の危険因子 岡田 誠治 70
(2) H.pylori感染によるMALTリンパ腫発症機構 中村昌太郎 75
(3) リンパ腫発症の遺伝的素因 高木 正稔 80
(4) 放射線被ばく 坂井  晃 85
III. リンパ組織の生物学とリンパ腫の発症機序    
1 リンパ組織の形態と機能 竹下 盛重 95
2 リンパ球の分化とリンパ腫発症機構 高田 友子 101
3 リンパ腫発症の分子生物学的機序    
(1) リンパ腫発症の分子生物学的機序:概論 大野 仁嗣 105
(2) B細胞リンパ腫 錦織 桃子 112
(3) T細胞リンパ腫 坂田(柳元)麻実子 117
4 自己免疫疾患とリンパ腫発症 藤本 勝也 123
5 慢性炎症とリンパ腫発症 蓮井 和久 128
6 リンパ腫におけるマクロファージの役割 菰原 義弘 134
IV. リンパ腫研究の動向    
1 B細胞リンパ腫    
(1) 染色体異常とびまん性大細胞型B細胞リンパ腫 隄  康彦 143
(2) 次世代シーケンシングとびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫(DLBCL) 土橋 映仁 149
(3) ウィルスとびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫(DLBCL) 喜安 純一 154
(4) 特殊なびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫と中間型リンパ腫 宮岡  雅 159
(5) 抗CD19標的リポソーム化ラパマイシンによるバーキットリンパ腫治療 佐藤  勉 163
2 T細胞リンパ腫    
(1) 成人T細胞白血病/リンパ腫(ATLL)発症の分子機構 中畑 新吾 168
(2) T細胞リンパ腫におけるmicroRNAの調節異常 北舘 明宏 172
(3) 正常上皮系フィーダー細胞との共培養によるATLL細胞への癌幹細胞様特性の誘導 宮武由甲子 177
(4) 疾患特異的遺伝子変異を用いた悪性リンパ腫の遺伝子診断(B細胞リンパ腫を含む) 松原(中本)理絵 182
3 Hodgkinリンパ腫    
(1) Hodgkin リンパ腫、未分化大細胞型リンパ腫におけるCD30過剰発現機構 堀江 良一 186
(2) Hodgkinリンパ腫のNF-κBシグナル伝達系 東  守洋 191
4 悪性リンパ腫モデル細胞の作成とその薬剤スクリーニングへの応用 都築  忍 196
5 APOBEC3Bによる新規リンパ腫発症機構 高折 晃史 201
V. リンパ腫に関するガイドライン概説-日本血液学会造血器腫瘍診療ガイドラインについて- 木下 朝博 209
VI. リンパ腫のWHO分類(2008)    
1 WHO分類第4版(2008)の概説と病型頻度 高野  桂 219
2 前駆型リンパ球系腫瘍 鈴木 律朗 226
3 成熟B細胞腫瘍 橋本 優子 231
4 成熟性T細胞およびNK細胞腫瘍 大島 孝一 249
5 Hodgkinリンパ腫(全6項目) 田丸 淳一 258
6 免疫不全関連リンパ増殖異常症 浅野 直子 265
7 組織球および樹状細胞腫瘍(全8項目) 大江倫太郎 272
VII. リンパ腫の検査・診断    
1 リンパ腫の検査・診断:概論 池尻 文良 279
2 臨床症状からの診断と他疾患ならびに反応性リンパ節腫大との鑑別 亀岡 淳一 286
3 画像診断    
(1) CT 寺内 隆司 291
(2) FDG-PET 河  相吉 296
4 リンパ節生検    
(1) 時期、方法、部位の選択 田丸 淳一 302
(2) 病理組織検査と免疫組織化学 中峯 寛和 306
(3) 細胞診(スタンプ標本など):有用性と限界 稲葉  亨 311
(4) フローサイトメトリー検査 米山 彰子 318
(5) 染色体検査(分染法、G染色) 三浦偉久男 326
(6) 染色体検査 (FISH,SKY) 名越 久朗 331
(7) 遺伝子検査(免疫グロブリン遺伝子、T細胞受容体遺伝子再構成) 滝  智彦 338
5 病期診断規準 塚本 憲史 344
VIII. リンパ腫の予後予測因子    
1 悪性リンパ腫の予後指標 木下 朝博 351
2 ホジキンリンパ腫の予後因子 永井 宏和 356
3 グラスゴー指数 古林  勉 361
4 生物学的予後因子(表面抗原、遺伝子変異など) 冨田 章裕 366
IX. リンパ腫の治療     
1 総 論    
(1) 化学療法    
1) 抗がん薬と副作用 山内 高弘 375
2) 多剤併用療法 塚崎 邦弘 381
3) サルベージ療法 加藤 裕一 386
(2) 抗体療法    
1) モノクローナル抗体薬の種類と作用機序 黒田 純也 392
2) リツキシマブ耐性のメカニズム 冨田 章裕 400
3) 90Y-ibritumomab tiuxetan(Zevalin)の有効性と毒性 鵜池 直邦 406
4) 新規抗体薬の開発 畠  清彦 412
(3) 造血幹細胞移植    
1) 自家造血幹細胞移植 前田 嘉信 417
2) 同種造血幹細胞移植:骨髄破壊的移植とミニ移植 魚嶋 伸彦 422
(4) 分子標的薬開発の動向(BTK阻害剤など) 棟方  理 427
(5) 副作用対策と支持療法    
1) 血液毒性と感染症 福島 卓也 433
2) 非血液毒性(嘔気・嘔吐、末梢神経障害、皮膚障害) 薄井 紀子 438
(6) 合併症の診断と対策(治療・予防)    
1) 消化管穿孔 新津  望 445
2) 腫瘍崩壊症候群 永井 宏和 448
3) リンパ腫関連血球貪食症候群 亀岡 吉弘 453
4) 高カルシウム血症 花村 一朗 461
5) 肝炎ウイルス再活性化 楠本  茂 464
6) 播種性血管内凝固症候群 池添 隆之 470
7) 中枢神経浸潤 高木 和貴 476
(7) 二次性悪性腫瘍 照井 康仁 483
2 各 論    
(1) 小リンパ球性リンパ腫(SLL) 青木 定夫 488
(2) リンパ芽球性リンパ腫(LBL) 稲熊 容子 493
(3) びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 (DLBCL) 木下 朝博 499
(4) 原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫 扇屋 大輔 505
(5) 血管内大細胞型B細胞リンパ腫 島田 和之 510
(6) 未分化大細胞型リンパ腫 山本 一仁 515
(7) 成人T細胞白血病・リンパ腫 (ATL) 塚崎 邦弘 522
(8) 血管免疫芽球型T細胞リンパ腫 内田 俊樹 529
(9) 節外性NK/T細胞リンパ腫,鼻型 山口 素子 534
(10) ホジキンリンパ腫 新津  望 539
(11) マントル細胞リンパ腫(MCL) 小椋美知則 543
(12) 濾胞性リンパ腫 綿本 浩一 556
(13) MALTリンパ腫 五十嵐忠彦 562
(14) バーキットリンパ腫 丸山  大 567
(15) 高齢者リンパ腫 茂木  愛 572
(16) 小児リンパ腫 大隅 朋生 577
X. 節外リンパ腫の臓器別特徴と治療    
1 中枢神経系原発悪性リンパ腫 三島 一彦 585
2 骨リンパ腫 丸山  大 597
3 皮膚リンパ腫と皮下脂肪織炎様T細胞リンパ腫 濱田 利久 603
4 原発性滲出性リンパ腫 (PEL) 四本美保子 609
5 眼・眼付属器リンパ腫 瀧澤  淳 614
6 鼻・副鼻腔リンパ腫 宮崎 香奈 619
7 甲状腺リンパ腫 佐藤 康晴 623
8 唾液腺リンパ腫 正木 康史 627
9 乳腺リンパ腫 福原  傑 632
10 肺リンパ腫・リンパ腫様肉芽腫症・膿胸関連リンパ腫 稲垣  宏 638
11 肝脾T細胞リンパ腫 菊地 智樹 645
12 消化管リンパ腫 高田 尚良 650
13 副腎リンパ腫 富田 直人 655
14 精巣リンパ腫 崔  日承 659
15 子宮・卵巣リンパ腫 岡本 昌隆 662
XI. 特 論    
1 キャッスルマン病 小島  勝 669
2 TAFRO症候群 正木 康史 674
3 IgG4関連疾患 佐藤 康晴 679
4 Double-hit lymphoma 隄  康彦 683
5 B細胞腫瘍に対するCAR T細胞療法 北脇 年雄 692


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