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2010年 増刊号

遺伝子診療学(第2版)
−遺伝子診断の進歩とゲノム治療の展望−

 

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  序文─遺伝子診療学とは─ 福嶋 義光 1
T. 遺伝子診断 (Genetic Diagnosis)    
A. 総論    
1. 遺伝子診療を理解するための遺伝医学の基礎    
1) 単一遺伝子疾患 吉浦孝一郎 7
2) 臨床細胞遺伝学 涌井 敬子 13
3) 多因子疾患 羽田  明 21
4) ミトコンドリア遺伝病 後藤 雄一 27
5) 発生遺伝学と先天異常 小崎 里華 33
6) 体細胞遺伝病 外木 秀文 38
7) 腫瘍遺伝学 田村 和朗 44
8) 遺伝性疾患の分子遺伝学的理解 関島 良樹 52
9) 遺伝性疾患の治療 櫻井 晃洋 58
2. 遺伝子診療学研究の進歩    
1) 単一遺伝子疾患の遺伝子クローニング 宮武 聡子 65
2) 再生医学との連携 奥野 博庸 71
3) CNV(copy number variation):コピー数多型・構造変化─解析技術・疾患研究の現状と展望─ 佐藤 秀則 76
4) Low copy repeatとゲノム病 井上  健 80
5) エピジェネティクス 三宅 邦夫 87
6) ゲノムインフォマティクス─システム医学に向けて─ 中岡 博史 93
7) ゲノム研究支援体制    
a ゲノムメディカルリサーチコーディネーター(GMRC)制度 羽田  明 100
b バイオバンクの現状と将来─人を研究対象とするための社会基盤─ 増井  徹 106
3. 臨床遺伝子診断学研究の進歩と展望    
1) 遺伝子診断とは 登   勉 112
2) 単一遺伝疾患研究の現状と展望 衞藤 義勝 117
3) ゲノムワイド関連解析研究の発展 久保 充明 129
4) がん研究と遺伝子解析 片桐 豊雅 134
5) ウイルス疾患の遺伝子解析と臨床への応用 木村 博一 139
6) 細菌ゲノム解析の進歩 大岡 唯祐 144
7) 遺伝子変異データベース 蓑島 伸生 150
4. 遺伝学的検査    
1) 遺伝学的検査の有用性の評価 小杉 眞司 159
2) 遺伝学的検査の医療における位置づけ 松原 洋一 165
3) 細胞遺伝学的診断のアルゴリズム 黒澤 健司 170
5. 検査時期による遺伝学的検査と問題点    
1) 発症者検査,発症前検査,予測的検査 櫻井 晃洋 177
2) 保因者診断と遺伝カウンセリング 斎藤加代子 183
3) 新生児スクリーニング検査 窪田  満 189
4) 出生前,着床前の検査・診断 末岡  浩 196
6. 解析技術    
1) 遺伝子解析技術の進歩 宮地 勇人 205
2) 分子生物学的遺伝子解析法(ブロッティング法,PCR法) 中谷  中 213
3) 病理学的遺伝子解析(in situ hybridization,in situ PCR,およびHELMET) 小路 武彦 219
4) ゲノムワイドSNPタイピング 磯村  実 227
5) Microarrayと疾患解析 西村  章 235
6) DNAメチル化とエピジェネティクス解析 油谷 浩幸 242
7) 遺伝子解析における統計解析手法 鎌谷 直之 250
8) 次世代シークエンサーがもたらすゲノム研究の新展開 菅野 純夫 256
7. ファーマコゲノミクス研究の現状と展望    
1) 薬剤副作用に関する遺伝子解析 斎藤 嘉朗 263
2) 薬剤感受性に関する遺伝子解析 平塚 真弘 269
3) ワルファリンのファーマコゲノミクス─医療経済学を含めて─ 太田 直孝 275
8. 研究から診療に向けた社会的基盤整備    
1) 遺伝子解析に関する指針・ガイドライン 前川 真人 280
2) 遺伝子関連検査標準化ガイドライン 小杉 眞司 288
3) 遺伝学的検査の倫理的,法的,社会的問題 松田 一郎 294
4) 遺伝学的検査に関する資格と人材育成 涌井 敬子 299
5) 遺伝子診療における遺伝カウンセリングとその展望 川目  裕 305
6) 遺伝子検査とゲノムビジネス─その現状と展望─ 高田 史男 310
7) インフォームド・コンセントと倫理委員会 森崎 隆幸 317
8) 生体試料・細胞のバンキングの現状と展望 梅澤 明弘 322
9) 遺伝学的検査に関する情報収集 沼部 博直 327
10) 遺伝医学教育の現状と課題 渡邉  淳 335
 B. 各論    
1. 疾患群の遺伝学的検査(Genetic Testing)と遺伝子検査(Gene-Based Testing)    
1) 神経・筋疾患 後藤  順 340
2) 高血圧・循環器疾患 神出  計 347
3) 内分泌疾患 福本 誠二 354
4) 糖尿病・肥満症 春日 雅人 359
5) 脂質異常症 本山 敦士 364
6) 高尿酸血症・痛風 谷口 敦夫 370
7) 呼吸器疾患 西條 康夫 374
8) 腎・血管疾患 竹内 和久 378
9) リウマチ・膠原病 山本 一彦 383
10) アレルギー疾患 近藤 直実 388
11) 血液疾患 佐々木 光 397
12) 精神疾患 渡部雄一郎 402
13) 認知症 田口 敬子 406
14) 骨・関節疾患 池川 志郎 412
15) 難聴 宇佐美真一 417
16) 眼科疾患 石川桂二郎 423
17) 皮膚疾患 石河  晃 428
18) 先天代謝異常 松原 洋一 434
2. がんのゲノム解析と診療への応用    
1) 乳がん 太田 智彦 438
2) 上部消化管腫瘍 佐々木博己 444
3) 大腸がん・小腸腫瘍における遺伝子診断 吉村  清 451
4) 肝細胞癌 村上 善則 458
5) 胆・膵腫瘍 児玉 裕三 462
6) 肺がん 河野 隆志 468
7) 脳腫瘍─ゲノム異常の最新アトラス─ 夏目 敦至 473
8) 白血病・リンパ腫 加藤 元博 481
9) 腎・泌尿器科腫瘍 水野 隆一 485
10) 婦人科腫瘍 矢内原 臨 489
11) 家族性腫瘍 那須淳一郎 494
3. 感染症のゲノム解析と核酸検査(Nucleic Acid-Based Testing)    
1) 核酸増幅法による感染症の診断 大楠 清文 501
2) メタゲノム解析による腸内細菌叢の遺伝子研究 服部 正平 506
3) B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルス感染症 後藤 耕司 511
4) HIV感染症 野間口雅子 518
5) サイトメガロウイルス(CMV)感染症 豊川 真弘 523
6) インフルエンザ感染症 古瀬 祐気 531
7) HPV DNA検査と子宮頸癌 江川 長靖 535
8) SARSコロナウイルスのゲノム解析 福士 秀悦 541
9) 真菌感染症 五ノ井 透 546
10) 結核菌感染症 御手洗 聡 550
11) H.pylori 感染症 田尻 和人 556
12) 黄色ブドウ球菌ゲノム解析と核酸検査 伊藤 輝代 560
C. 特論    
1. 臓器移植と遺伝子検査(genetic testing) 福嶌 教偉 568
U. 遺伝子治療と核酸治療(Nucleic Acid-Based Therapeutics)─現状と展望─    
A. 総論    
1. 遺伝子治療の現状─海外と我が国の比較─ 金田 安史 577
2. 機能性RNA研究とその医療応用 安田  純 584
3. 核酸医薬品─その原理と応用─ 石黒  亮 590
4. 遺伝子医療に際して配慮すべき倫理的問題 加藤太喜子 595
5. 遺伝子治療の方法論:副作用とその克服に向けた技術開発 濱田 洋文 601
6. RNAiの臨床応用 島岡  要 607
7. 転写後制御を標的とした遺伝子疾患治療 稲田 利文 613
B. 各論    
1. がんに対する遺伝子治療    
1) 造血器腫瘍に対する遺伝子治療 小澤 敬也 619
2) 脳腫瘍 水野 正明 623
3) 遺伝子改変アデノウイルスによる固形癌治療 藤原 俊義 627
4) 遺伝子改変T細胞・DNAワクチンによるがん治療 池田 裕明 634
2. 血管疾患に対する遺伝子治療 谷山 義明 641
3. 神経・筋疾患に対する遺伝子治療    
1) Parkinson病 村松 慎一 646
2) 筋ジストロフィーの分子治療 清水 裕子 650
4. 膠原病・アレルギー疾患に対する遺伝子治療    
1) 原発性免疫不全症 有賀  正 654
2) NFκBデコイDNAによるアレルギー疾患治療 玉井 克人 660
5. 先天性遺伝疾患に対する遺伝子治療    
1) リソソーム蓄積症の遺伝子治療 大橋 十也 665
C. 特論    
1. ゲノム創薬の現状と展望 辻本 豪三 670


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