日本臨牀 75巻05号(通巻第1120号)
ゲノム情報と遺伝子治療―遺伝子治療の最新動向―
☆カラー図説:遺伝子異常と疾患との関わり   今川 英里   660
I.総 論
 ゲノム情報と遺伝子治療の現状と課題 金田 安史   666
II.ゲノム情報の解析と課題
 1.高速シークエンサーによる遺伝子解析の現状 二村 圭祐   671
 2.エピゲノム解析 岡部 篤史   677
III.遺伝子治療の現状と課題
 1.遺伝子導入法の進歩と課題 島田  隆   686
 2.遺伝子治療の主な対象疾患
  (1)難治性固形がん遺伝子治療の現状と今後の展開 那須 保友   694
  (2)血液疾患 大津  真   699
  (3)先天性代謝異常症 大橋 十也   705
  (4)デュシェンヌ型筋ジストロフィー  岡田 尚巳   712
  (5)神経疾患 村松 慎一   724
  (6)眼科疾患 池田 康博   729
  (7)循環器疾患 中神 啓徳   735
IV.わが国の遺伝子治療臨床試験
 1.膠芽腫 水野 正明   741
 2.食道がんに対する放射線併用ウイルス療法の臨床研究 藤原 俊義   746
 3.わが国の悪性胸膜中皮腫に対する遺伝子治療 多田 裕司   752
 4.慢性肉芽腫症 小野寺雅史   757
 5.AADC欠損症 小島 華林   762
 6.末梢動脈疾患 田中 理子   768
 7.リンパ浮腫 齊藤 幸裕   773
V.ゲノム編集技術の現状と課題
 1.ゲノム編集技術の進展 山本  卓   778
 2.ゲノム編集による遺伝子治療 三谷幸之介   783
 3.iPS細胞とゲノム編集の融合による新展開 井福 正隆   788
VI.特 論
 1.遺伝子治療をめぐるわが国の規制動向 内田恵理子   795
 2.遺伝子医療の倫理的問題 小杉 眞司   801
以上