日本臨牀 74巻10号(通巻第1107号) | |
気管支喘息−最新の診断と治療− | |
★カラー図説:気管支喘息における気道炎症・気道リモデリング | 石井 芳樹 1598 |
I.総 論 | |
1.日本における気管支喘息の疫学 | 岩永 賢司 1603 |
2.喘息予防・管理ガイドライン2015−GINA2015との比較 | 一ノ瀬正和 1609 |
3.成人気管支喘息の定義・病因・重症度分類 | 成本 治 1617 |
4.気管支喘息発症および重症化に関わる遺伝因子と環境因子 | 谷本 安 1622 |
II.気管支喘息の検査・診断 | |
1.問診・聴診・身体所見 | 駒瀬 裕子 1628 |
2.気管支喘息の画像診断 | 西本 優子 1634 |
3.肺機能検査 | 田畑 雅央 1640 |
4.鑑別検査 | 中村 陽一 1650 |
III.気管支喘息の治療 | |
1.喘息予防・管理ガイドラインに基づく薬物療法概論 | 堀江 健夫 1658 |
2.気管支喘息の特殊病態への対応 | |
(1)急性増悪期 | 中込 一之 1664 |
(2)重症難治性喘息 | 大田 健 1672 |
(3)高齢者の気管支喘息 | 松瀬 厚人 1678 |
(4)NSAIDs過敏喘息 | 東 憲孝 1683 |
(5)運動誘発喘息 | 吉川 貴仁 1688 |
(6)咳喘息 | 新実 彰男 1693 |
(7)気管支喘息の周術期呼吸管理 | 和田 啓伸 1698 |
3.重症気管支喘息に対する分子標的薬治療の現状と課題 | 多賀谷悦子 1703 |
4.喘息治療薬開発の現状と展望 | 権 寧博 1709 |
IV.合併症・併存症を有する気管支喘息 | |
1.好酸球性中耳炎・副鼻腔炎 | 松原 篤 1717 |
2.好酸球性多発血管炎性肉芽腫症[旧Churg-Strauss 症候群]
と アレルギー性気管支肺真菌症(ABPM) |
谷口 正実 1721 |
3.気管支喘息と慢性閉塞性肺疾患(COPD) ―共通病態の考察― | 今野 哲 1729 |
V.小児気管支喘息 | |
1.小児気管支喘息の定義・病型分類および鑑別診断 | 徳山 研一 1735 |
2.小児気管支喘息の治療:長期管理と急性発作への対応 | 勝沼 俊雄 1741 |
VI.特 論 | |
1.気管支サーモプラスティによる喘息治療 | 阿座上真哉 1747 |
2.気管支喘息患者の教育・指導の現状と課題 | 高久洋太郎 1751 |
3.気管支喘息の心身相関 | 吉原 一文 1756 |
綜説シリーズ−現代医学の焦点(404) | |
Gタンパク質共役型受容体キナーゼ2(GRK2)の分子病理的役割 | 服部 裕一 1761 |